Our Commitment
お茶づくりへのこだわり
土をつくることから、お客様の手元に届くまで。 その全部を自分たちの手でやりきることが、荒畑園のお茶づくりです。
自園自製自販。
六次産業の一貫体制
自社の畑、自社の工場、自社の出荷場。すべての工程を自社で持つ、静岡でも数少ないお茶屋です。 どこかで品質が落ちれば、それは全部私たちの責任。だから妥協のしようがありません。
乗用茶刈機での摘採。刈り取った生葉は、その日のうちに自社の荒茶工場へ運びます(音声なし)
STEP 01
栽培
20haの自社茶園。土づくりから施肥設計まで一年を通して管理し、乗用茶刈機で摘採します。
STEP 02
荒茶製造
摘みたての生葉をその日のうちに荒茶工場へ。1日最大12,000kgの生葉を製茶できる設備で、約90〜120秒かけて深く蒸し、揉み、乾燥させます。
STEP 03
仕上げ
選別・整形ののち火入れ。熟練の五感による官能審査で、味と香りの最終形を決めます。
STEP 04
袋詰め・出荷
自社の袋詰め出荷場で計量・包装・梱包。鮮度を保ったまま発送します。
STEP 05
販売
通信販売を中心に、全国のお客様へ直接。いただいた声はそのまま翌年の茶づくりへ返します。
お茶づくりは土づくりから
森が葉を落として土を育むように。荒畑園は、その自然の循環サイクルを茶畑にも取り入れています。
01 — Compost
自家製もみがら堆肥
もみがら・米ぬか・菜種粕を一段ずつ重ね、土壌有効微生物菌(VS34)を植えて水分を調整。 2週間に1度切り返しながら発酵させると、堆肥の内部温度は約60℃まで上昇します。この熱が雑草の種や病害虫を死滅させ、 2か月後にはふわふわの完熟堆肥に変わります。
畑に散布して鋤き込むことで土壌がやわらかくなり、微生物が増え、保水性・通気性・保肥力が向上。 茶樹の根張りが良くなり、甘みとコクのある深蒸し茶が育ちます。
02 — Fertilizer
年8回、状態を見て設計する施肥
肥料は決まったものを決まった量まくのではなく、土壌と茶樹の状態に合わせて年8回ほど。 1975年から土壌分析・土壌管理に取り組み、1980年には土壌有効微生物菌(VS34)と出合って 天然有機設計の施肥に着手、2005年には自家配合肥料工場を設立しました。
さらに麦やライムギを緑肥としてすき込み、保水性と通気性をいっそう高めています。
土が変われば、根が変わる。
根が変われば、味が変わる。
世界農業遺産
「静岡の茶草場農法」
茶園のまわりに残された草地が「茶草場」。秋に草を刈り、乾かしてから茶畑へ敷きます
茶園のまわりの草地——「茶草場」で育つススキやササを毎年刈り取り、乾燥させてから茶畑の畝間に敷き詰める。 静岡に古くから伝わる伝統技術です。
敷いた草は冬の寒風や直射日光から土を守り、春には有機肥料として分解されてミネラルを供給します。 荒畑園では秋に草を刈り、翌年の一番茶のあとに鋤き込むサイクルを続けることで、 土壌温度の安定・病害の抑制・旨味成分の向上を実現しています。
そして、この草地を毎年手入れし続けることが、そこに生きる希少な動植物のすみかを守ることにもつながります。 「良いお茶をつくるためのひと手間」が、そのまま生物多様性の保全になっている—— この点が世界から高く評価され、2013年に世界農業遺産(GIAHS)へ認定されました。
対象地域は掛川市・菊川市・島田市・牧之原市・川根本町の5市町。 荒畑園は牧之原市から実践者第一号の認定を受けています。
牧之原台地の深むし製法
通常より長く蒸すことで、苦渋みがやわらぎ、濃い緑の水色になります
牧之原台地は日照時間が長く、しっかり管理された茶樹からは、肉厚で栄養をたっぷり蓄えた上質な茶葉が育ちます。 この茶葉を、通常より長く蒸す「深むし製法」で仕上げます。 一般的な煎茶の蒸し時間が約40〜60秒であるのに対し、荒畑園は約90〜120秒です。
長く蒸すことで茶葉の組織が分解され、苦渋みが減少。 濃い緑色の水色(すいしょく)になり、コクと甘みが増して、まろやかな味わいに変わります。
荒畑園はこの深むしを、1969年に牧之原の自園自製農家7名で「天狗会」を立ち上げた頃から研究し続け、 県下で最も早く送帯式蒸機を導入するなど、技術の追求を重ねてきました。
国産プーアール茶専用の
クリーンルーム工場
Since 2009
2009年、牧之原産の茶葉を使った国産プーアール茶を事業化するため、専用の後発酵工場を設立しました。 現在はクリーンルーム仕様の工場で温度と湿度を管理しながら、約80時間の発酵を制御しています。
クリーンルームの工場で、衛生服を着用して発酵中の茶葉を手で返していきます
淹れると、澄んだ琥珀色に。ティーバッグで手軽にお楽しみいただけます
01
専用工場
緑茶のラインとは切り離した、後発酵のためだけのクリーンルーム。
02
約80時間
温度と湿度を管理しながら、発酵の進み具合を制御します。
03
経営革新計画
「牧之原産茶葉を使用したプーアール茶の事業化」として静岡県が承認。
この取り組みは、しずおかふるさと食品コンクール 静岡県知事賞(最優秀賞)、 全国優良ふるさと食品中央コンクール 準グランプリなど、数々の評価をいただいています。
品評会という、ものさし
静岡茶品評会・金谷茶商品評会は、静岡県下最大級の品評会です。 毎年50社〜100社以上の茶園が出品し、お茶の仕上げ技術と品質を競います。 審査は次の4項目に分かれ、その合計点で順位が決まります。
外観
お茶の形の良し悪し。茶葉がつやつやとしていて、形が揃っている茶葉が高く評価されます。
香気
お茶を出したときの香り。品の良さと、お茶本来の香りが評価されます。
水色
湯呑みに注いだときの色。きれいな濃いグリーン色が高評価となります。
滋味
お茶の味。4項目のなかで最もウエイトの大きい評価ポイントです。
できあがったお茶を、ぜひ。
深むし茶、国産プーアール茶、機能性表示食品シリーズ。商品と販売サイトの一覧をご覧ください。